本書は、東証マザーズに上場するアウンコンサルティング株式会社代表取締役である著者、信太明氏が、自らと社員が実践している仕事の効率化のための実践的ノウハウを公開したもの。
目次
テンプレート化すれば、何事も短時間で正確に成し遂げることができる
主旨としては、テンプレート化すれば、何事も短時間で正確に成し遂げることができるということ。
効率を高め、生産性を高め、属人化しないようにするのが、テンプレート化。
別の表現で言えば「システム化」「仕組み化」「パターン化」でしょうか。
個人的に参考になったのは「定型書式を使い回して文書作成の時間を削減する」。
日報のテンプレート化だったり、イベントの事前準備のテンプレート化の資料が掲載されてあって、すぐに使えそうでよかったです。
一度、ベースをつくって、テンプレート化・仕組み化しますと、基本的には誰でもできますし、効率的にできます。
ただ、つくるのに時間がかかるので、なかなか実践は難しいですが・・・
アポイントを入れる時間は4カ所に絞る
他には「アポイントを入れる時間は4カ所に絞る」というのも参考になりました。
アウンコンサルティングでは、営業担当者たちがクライアントの元に訪問する時間帯に決まりがあるそう。
具体的には、11時、13時、15時、17時の4つ。
移動時間1時間(片道30分)、訪問時間を1時間として、所要時間は合計2時間が1つの目安とのこと。
信太氏の場合、8時30分から11時30分までは社内業務。
11時30分から13時までをランチに当てて、
13時、15時、17時にアポイントメント。
19時から21時まで会食というスケジュールのようです。
このように毎日の行動を定型化すると、意識せずに効率的に時間を過ごすことができるようになるそうです。
一日のスケジュールのテンプレート化は、リズムを生み出すという意味でも効果がありそうに思います。
実践に向けて
さて、今回学んだ「テンプレート化」ですが、いざ実行に移そうとなりますと、なかなか流動的なスケジュールを送っている身としましては、実践は難しいと感じてしまいます。。。
ただ、人とのアポイントメントは参考になりますね。
アポ時間を1-1.5時間と設定して、リズムをつくっていく・・・
11時、13時、15時、17時の枠をスケジュールのリズムとして考えていく。
そういう考え方をしていくことで、比較的効率的な仕事をしていけるのではないか、と思うのです。
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