先日、長崎県に住んでいらっしゃる方が来社いただきまして、その手土産としていただきましたのがこの「福砂屋のカステラ」。
一度は食べたことがある方がほとんどかと思いますけれども、僕は素朴な感じのお菓子が好きでして、地味なこの一品が好きなのです。
目次
福砂屋のカステラとは?
「福砂屋のカステラ」は株式会社 カステラ本家 福砂屋(住所:長崎県長崎市船大工町3番1号)が製造販売しているカステラのことです。
長崎カステラの元祖ともいわれており、1624年(寛永元年)創業。
福砂屋のカステラの由来とは?
1624年(寛永元年)、初代・福砂屋は砂糖や米を取り扱っている貿易商。
長崎在住のポルトガル人よりカステラなどの南蛮菓子について直接伝授を受けます。
その後、「長崎カステラ」を創案。
5代まで引地町(現・桜町と興善町)にて販売。
6代目市良次のときに、市中の発展と共に引地町から、現在の船大工町に移転。
400年近く続く老舗です。
福砂屋のカステラのこだわりとは?
福砂屋のカステラは創業以来、手作業による製造にこだわっています。
また、素材は「卵、小麦粉、砂糖(上白糖)、砂糖(双目<ザラメ>糖)、水飴(米飴)」だけ。
※蜂蜜、水、ミルク、生クリームは一切使用しないそう。
厳選材料を用いて、添加物を一切使用しないそうです。
これらのシンプルな素材を生かすのが、長年受け継がれてきた妥協を許さない職人の「手わざ」。
また、素材のなかでも卵には格別のこだわりがあるそうで、生産から保管管理、季節ごとの色、白身の状態に合った技術などあらゆる英知をそそいでいるそう。
卵にかける情熱は熱く、毎年、菩提寺の正覚寺では、社員全員で卵に感謝する「卵供養」の法要を行なっているそうです。
福砂屋のカステラの製造についても、職人の「手わざ」が大切。
ひとりの職人が、卵の手割りから撹拌、焼き上げまで全て手作業で行う「一人一貫主義」。
手作りの古法をずっと長年守ってきているそうです。
福砂屋のカステラを食べてみる
食した経験のある方はおわかりに思いますが、底のほうにザラメ糖がありまして「シャリッ」という食感が少ししまして、なんとも秀逸な味わいなのです。
このザラメ(双目糖)は素材の攪拌の際にすり減らされたなかで残っているものだそうです。
わざわざザラメを敷いているわけではないんですね。
カステラそのものはしっとりと、かつふんわり。
やわらかな食感です。
このやわらかさに、ザラメ糖の「シャリッ」が効いてきます。
福砂屋のカステラの詳細情報
福砂屋のカステラ
製造者:(株)カステラ本家福砂屋
製造者住所:長崎市船大工町3番1号
気になる福砂屋のカステラのカロリーは?
カロリー:カステラ1号(580g)1切れあたり179kcal
福砂屋のカステラの価格
小切れ0.6号1本:1,188円
小切れ0.6号2本入:2,376円
小切れ0.6号3本入:3,564円
小切れ0.6号4本入:4,752円
小切れ0.6号5本入:5,940円
小切れ1号1本:1,890円
小切れ1号2本入:3,780円
小切れ1号3本入:5,670円
小切れ1号4本入:7,560円
福砂屋のカステラを購入できる場所
福砂屋のカステラは、長崎本店、福岡直営店、東京直営店、及び全国有名百貨店の店舗で購入できます。
長崎本店
長崎県長崎市船大工町3-1
TEL 095-821-2938(代)
営業時間 8:30〜20:00
福岡・赤坂店(明治通り)
福岡県福岡市中央区大名2-12-6
TEL 092-761-2938
営業時間 9:30〜18:30
店休日(日)
東京・目黒店 (東京工場内)
東京都目黒区青葉台1-26-7
TEL 03-3793-2938(代)
営業時間 9:00〜17:30(平日)、9:00〜17:00(土・日・祝)
東京・赤坂店
東京都港区赤坂5-4-8クレールタイヨービル1階
TEL 03-3585-2993
営業時間 10:00〜18:00
店休日(土・日・祝)
そのほかの店舗一覧については公式サイトをご覧ください。
福砂屋のカステラを通販サイトでお土産を探す
[amazonjs asin=”B01KF46OFK” locale=”JP” title=”福砂屋 カステラ小切れ(1号 1本入)”]※ それぞれの通販サイトのページに移動しますが、必ずしも販売されているわけではありません。